遊戯王という漫画が好きだから布教したい
遊戯王って知ってますか?というのは愚問ですねみんな小学生の時に見てたやつですよ。
城之内が死んだり
バーサーカーソウルだったり
顔芸だったり
ネタで面白がられて草生やすみたいなそういうアニメになりつつありますよね。
遊戯王をネタにするな😤😠😡💢みたいな事言いたいというわけではないです。
むしろネタ含めて大好きです。
しかしながらネタが先行してて本編を見てない人にとってはネタアニメ、ネタマンガと見られても仕方ないとは思います。オルガみたいなもんですね。
そこで、遊戯王という漫画の面白さというものを布教したいとそういう記事です。
※とりあえず今回は初代の話です
能力バトルものとしてのカードゲームの完成度の高さ
カードゲームという奇抜な見た目をしていますが言ってしまえば能力バトルみたいなものです。
実際のカードは違いますが漫画の中ですのでキャラが何のカードを引くのか新しいカードの効果はどうするのかというのは作者の裁量で決められるわけです。
このカードゲームというのはバトルを描く上でとても優れていてどんなに強いカード強いモンスターがいても非常にロジカルに倒したり攻略出来るのです。
能力バトルものの弱点としてインフレを重ねてしまい、こいつどうやって倒すの?というチートキャラが生まれてしまいがちです。
わかりやすいチート例
この手のキャラっていかにして倒すかというのが漫画の見どころですが、往々として謎の主人公補正で勝ったり、とつぜん明かされる弱点をついて倒すご都合主義だったりちょっともやっとしてしまう事があるんですよね。
遊戯王でも物語中盤で神のカードというチートカードが出てくるんですが、これをとても鮮やかに攻略します。
カードには効果があるので倒すのもロジカルなわけなんです。そこに一切の疑問を抱かせずすっきり打ち破れるというのはカードゲームというフォーマットが優れているからなんですね。
それ以外でも
強いカードを使うにはそれ相応のコストが必要(ブラマジ、ブルーアイズ、神のカード等)
相手のカードを利用する・逆手にとる(城之内の墓荒らし、死者蘇生)
といったようなパワーバランスを保ったり、おっと思わせてくれるような攻略方法を見せてくれたりとカードゲームの魅せ方がとても上手いです。
カードゲームのルールがよく分からなくても雰囲気だけでも結構伝わるので大丈夫です。
圧倒的なクオリティの最終回
サブタイトルが秀逸すぎる
あまり語られないのですが、この漫画の最終回はすごくいいお話です。
めっちゃ感動します。
最終回は主人公遊戯ともう1人の僕であるアテムが別れるお話なのですがそこまでの積み重ねが非常に良く描けてます是非見ていただきたいです。
互いに死闘を尽くす二人。
「死者蘇生」というカードに託すメッセージ。
切ない最後のダイレクトアタック。
これまでのストーリーの集大成と言えるような最終回は正しく有終の美です。
終わり方がいい漫画ってすごく好きです。
あまり語られない最終回ですが本当に感動するので是非彼らの旅の終着点を見てほしいです。
何巻から読むのがベスト?
遊戯王は、実は最初はカードゲーム漫画ではなかったんです。
初期は童実野高校を舞台にめっちゃ悪い不良相手に色々なゲームで成敗するというのがメインでした。
カードも数あるゲームうちのひとつだったんですね。
色々なゲームで勝負するというのもこれはこれで面白いのですが、あまりアンケートが振るわなかったのか途中でカードゲームに路線変更したんですね。(カードゲームの回だけすごく人気だったらしいです)
そこからよく知られる遊戯王になったので最初の方は飛ばしてカードゲームがメインになった王国編から見ることをオススメします!
コミックスですと7巻からですね。
また、アニメ(テレ東版)は初めからカードメインですので絵の古さを気にしなければアニメから入るのもいいですね。
いかがでしたでしょうか?
伝わる気がしない(´・ω・`)
でも遊戯王は本当に面白いんです
MAD動画でしか知らない。城之内が死ぬことしか知らないというのは非常に勿体ないです!
ですので1度見てみて下さい!
それではノシ