遊戯王アークファイブがなぜ炎上したのか語りたい
こんにちは!遊戯王アークファイブっていうアニメを知っていますか?
ネットで検索すればわかるんですけどこのアニメは過去に例を見ないくらい大炎上しました。
ええ、凄かったですよ
当時自分はこのアニメを見ていた人間でした
どちらかと言えば燃えて当たり前だなと燃やす側の人間でした
そのくらいこの作品のことが嫌いで憎くてたまらなかったんです
でもちょっと待ってくださいそこまで嫌いならなぜ炎上したのでしょう?
そもそもつまらなかったら切られますよね?
だからアークファイブはただクソだったから炎上したという訳ではなく、もうひとつ別の事情がありました。そこを語りたいというのがこの記事の趣旨です
あとアークファイブの具体的なダメな理由とかは散々語られてると思うのでここでは挙げません
あくまでなんで炎上したかという部分だけです
あまりにクオリティの高すぎた序盤
一言で申し上げるなら序盤があまりにも面白すぎたからです
アークファイブは今でこそクソアニメのレジェンドとして語られてますが数年前の放送時は全く違いました
序盤(最初の1年目)はほんとに神アニメと言っても過言ではないくらいのクオリティだったんですね
成長する主人公、多次元の存在の伏線、未知なる敵と盛り上がる要素満載で毎週Twitterではトレンド入り、ニコニコのコメントも大盛り上がりと正しく大人気のシリーズでした。
当時歴代最高との声も見かけましたし自分もまじでそう思ってました
そして1年目終盤に明かされる4つの世界の存在、新オープニングのジャック・アトラスのシルエットとこのアニメの盛り上がりの最高潮、そしてピークでもありました
今思えばここまでの盛り上がりを遊戯王のアニメで見れたのはアークファイブのこの瞬間しかないですね
それだけ凄まじかったんです
それが悲劇の始まりでした
越えられない期待、視聴者のアンチ化
さて歴代最高に盛り上がった序盤をピークにアークファイブというアニメの評判は一気に悪くなります
ただ始めからつまらないアニメだったらそっぽ向かれちゃいますが、序盤のクオリティでたくさんのファンが着いて注目を集めてしまいました
その結果遊戯王アークファイブというアニメを面白いと思って視聴している人の期待を裏切り続けてしまいました
たとえ多少展開がクソでも、つまらないと感じても視聴はやめられません。だって序盤はあんなに面白かったんですから
今はつまらなくてもいつかはきっと面白くなるはず、耐えるとき溜めの期間なんだと
が、一向に過去を越えられずに視聴し続けてた人の怒りが爆発、アンチ化してしまうんですね
アークファイブを悪く言う人はとても多いですが元はアークファイブをとても楽しんでとても愛してたんです。だから完結まで見続けるんですいつかは面白くなると信じて
144話の奇跡と悲劇
さてアークファイブの評判が下がりきった終盤
ニコニコのコメントは常に、は?と???で溢れ罵倒で埋め尽くされるのが普通と今思えばかなり異常な光景でした
そんな中、終盤の144話は珍しくかなり面白い話だったんですね
1話だけとはいえネットで大絶賛、やっぱり見続けて良かった!素材はいいんだからやればできるんだ!とニコニコアンケートの評価もよかったんです
余談ですがここで真っ当に評価されてしまったせいでアンケートを押してるのは愉快犯ではない事が証明されてしまいました
面白半分で押しに来てる人もいたと思いますが、本当につまらないから「よくなかった」を押している人がかなりいる、ということですね
実際まだ面白い回を作れたことに感動しましたし失った信頼を回復させる神回だったんです
が、ここでちょっと期待をさせてしまったのは良くなかった、やればできるの裏返しはやればできるのにやらないですからね
最終回は語られる通り超絶クソ脚本と名高くて、僅かながらの再評価の流れすら無に帰してしまう大炎上をしてしまいました
その結果がサムネイルのとても良かった(2.8%)です
押している人のほとんどが昔アークファイブを好きだった人という悲劇
きっと面白くなるはずと期待をし続けた視聴者の怒り、これがアークファイブというアニメの炎上の正体です(もちろん愉快犯はいると思いますが)
昨今クソアニメはたくさんありますが、ここまで視聴者の怒りを買ってしまったクソアニメは珍しいと思います
だからこそ酷評されて炎上してしまいました
ところで今やってる遊戯王セブンスはめっちゃ面白いですね
これから面白くなるのかつまらなくなるのかわかりませんがとても楽しみです
また序盤のアークファイブのようにネットで盛り上がれるといいですね
それではノシ