【傑作】テイルズオブベルセリアをクリアしたので簡単に感想&レビュー
ベルセリアクリアしました
隠しダンジョンやトロコンはまだなので全てやりきった訳ではないですが、とりあえずラスボスを倒してストーリーを見終えたので一区切り付けて感想を書きます。
一言で申し上げますと傑作といって過言ではない作品でした!
さて、いつも通り分けて感想を述べますね
戦闘について
戦闘は傍から見るとさっぱりでしたね
プレイ動画をみると何してるのかわからないですし別ゲー感溢れてます
実際ラインがなかったりガードのボタンが□ボタンじゃなかったり通常攻撃がなかったり本作独特な部分は多かったです
このシステムすごくよくできててキャラを動かしてて楽しかったです
敵の群れをなぎ倒す快感、無双ゲーのような楽しさがあります
リバースのようにどのキャラもブレイクソウルで自己回復できますし、TP制ではないので連戦してもリソースが減らないので気軽に雑魚戦を楽しめるのも〇でした
どのキャラも個性に溢れてて後衛キャラのマギルゥアイゼンも操作してて楽しいのは見事ですね
キャラバランスはベルベットが頭抜けててちょっと思うところはあります(Wii版のアスベル程度に一強です)
パッと見別ゲーでしたが、とりあえずボタン連打でもたのしめる、味方とコンボを繋げるのが楽しいとしっかりテイルズの戦闘でした
かなりスタイリッシュに進化してシンフォニアのもっさり戦闘からよくここまで進化したなあと感じますね!
キャラについて
これはちょっと後述するストーリーと内容が被りがちなのであっさりめに書くんですけど全体的にずらしが上手いですね
ストーリーを描く中で第一印象からキャラを変えてやろうという意志が脚本から見えました
堅物かと思ったら残念なイケメンのアイゼン、好青年かと思ったら戦闘狂の二面性を持つロクロウ、お調子者キャラかと思ったら仮面かぶっていたマギルゥとどのキャラもストーリーを進めることで別の側面を見れて自然に愛着が湧いてしまうつくりでした
作品を通して信念を貫くキャラが多いのでキャラのぶれがほとんどなかったです
だからプレイヤーからみてなんでそうなる?って場面が少ないのでみてて気持ちいいんですよね
たとえパーティキャラだろうとそれぞれのキャラに芯があって意見が違っても構わないっていうスタンスは他作品と比べて新鮮でした
ストーリー
いや、よかった
ベルセリアのストーリーの面白さはベルベットの自分勝手の敵討ちっていう一件共感できない思考が理解できることです
そこに至るまでの丁寧な丁寧な積み重ねが見事で最愛の弟を殺されてから復讐を果たすまでのベルベットの結末を最初から最後まで楽しむことができます
作品のテーマとして感情と理を挙げています
ベルベットとアルトリウスの2人のキャラを軸にしてて、感情のまま復讐を果たそうとするベルベットと理に従って世界を救おうとするアルトリウスの対比が見事でした
感情と理ってどんな人間も持ってますし作中で明言されてますけどその矛盾を抱えるのもまた人間なんですよね
ベルベットもアルトリウスも意志は貫き通してるんですけど傍から見るとどちらも両極端で矛盾のある行動をしています
そこに気がつけるのは第三者の視点のプレイヤーだけなのがベルセリアの脚本が見事だなって
あともうひとつ、ジャンル名の君が君らしく生きるためのRPGの名に恥じないくらいこの作品は意志を貫き通すことを是とされています
現実世界でこれ結構難しいですよね
作品のキャラがみんな自分の流儀を貫き通す姿勢はかっこいいですしそこが面白いです
流されて生きるのは楽ですけどちょっと自分も頑張って見ようかなって勇気が貰えました自分の舵は自分でとる、いい言葉ですね
まとめ
- 戦闘は進化を感じれて楽しい
- キャラは愛着湧くくらいよくできてる
- ストーリーがとにかくいい!是非プレイして欲しい
傑作でした
現状テイルズ最新作です
この作品のクオリティをみちゃうとアライズも期待してしまいますね
それではノシ