のぶおテイルズ雑記林

雑記ブログです

【アニメ感想】PSYCHO-PASS〜理想の社会(ガバガバ)〜

 


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アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」

より

友達にぜってえ見ろって言われて1年くらい聞き流してました。すまん

脚本虚淵玄

名作と言われつつ何となく見てないアニメだったのですがフォロワーさんに勧められたので視聴しました!

ま〜虚淵玄

ただすごくお話のクオリティが高かったです

それでは感想ですね

 

あらすじ

人格が数値化できるようになった未来。
刑事課に配属された常守朱に手渡されたのは
「犯罪係数」という数値によって犯罪者を裁く銃―ドミネーターであった。
戸惑いながら現場へ向かう朱。そこで彼女が出会ったのは……。

PSYCHO-PASS公式サイトより

アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」

 

シビュラシステムという世界観

犯罪が起きない理想の世界

限りなく理想ですが、それが不可能であることも薄々感じるものですね

このアニメの社会はシビュラシステムという機械が人間の適正を判断して職を決め、犯罪を起こした人、犯罪を起こしそうな人は犯罪係数という数値で管理しています

これにより職のミスマッチや犯罪を未然に防ぐ合理的で理想の世界を築いています

この設定がとても良かったです!

第1話を見てるとよ〜出来た社会だなって感じる所があるのですが、話を進めるとシステムのせいで苦悩してる人がいたりして大多数の幸福のために犠牲にされている少数が描かれています

お話を進めるうえで一見完璧だけど程よくガバガバの穴を残しているのですけど最初にそれを感じさせない見せ方が素晴らしかった

それまでシステムの恩恵に預かって生きていた常守と同じ視点に視聴者がたつことでシステムの歪さを描いているのは構成が上手いとしかいえません

 

シビュラシステムがあるからこその倫理観

まだ続きますシビュラシステムのお話

このアニメは当然フィクションです

我々の世界と大きく違うのはシビュラシステムの存在です

なのでシビュラシステムありの倫理観で動くキャラをよく描けているんですよね

1度犯罪を犯した人が落ちるところまで落ちたり

シビュラシステムの矛盾に気が付きつつも、茶番と思いつつも妥協という名の納得をしているキャラがいたりと本当にシビュラシステムの中でキャラが生きてるんだなと節々から感じられました

だからこそ11話のお話が上手いのですよね

よくある主人公が銃の引き金を引けないシーンです

虚淵玄特有のだんだん絶望的な展開になる運び

シビュラシステムで裁くことのできないシステムのイレギュラーな犯罪者

ここまで散々悲惨な犯罪者を見せつけられてきたからこそ共感できてしまうドミネーターでは無い銃の引き金が引けない主人公

どんどん犯罪係数が下がる演出も秀逸です

いやらしい程にじわじわ主人公の挫折とキャラの死を見せつけられるのはさすが虚淵玄でした

 

安易にシビュラシステム=悪としないストーリー

この手のお話ってだいたいシステムと戦ってどうのこうのみたいなのが多いですよね

中盤以降シビュラシステムの真実が明かされてシステムの負の部分を見せつけられる展開が続きます

視聴者も主人公もシステムに不信感を抱くんですね

でもそこでシステムが全部悪いからシステムを終わらせてはい解決!とならないのが本当に良かったです

だってシステム自体は多くの人を幸せにしていますからね

とりあえず元凶のシステムを何とかして投げるエンドはないなって思ってたのでそこがすごく良かったです

シビュラシステムは悪でもあるし良い面もある

だからこそ魅力的な設定ですし、終盤で主人公がシビュラシステムと交渉してパラライザーを使えるようにするシーンがとても好きです

システムとしては欠陥、友達を殺してしまったからとても憎い、でも利用するしかないし全てが不都合ではない

このイマイチ黒にも白にもつかないのが面白いですねほんと

 

まとめ

  • シビュラシステムの設定が秀逸
  • 中盤ちょっとだれるけど乗り越えたら面白い
  • 脚本 虚淵玄

すごく良作でした

ところでドミネーターめっちゃ中2心くすぐられますね

それではノシ

【第五人格】ランクマに医師で来るのマジでやめろ

オオゥ!ゴーンゴーン!

第五人格というゲームにハマっています

まず自己紹介3段の雑魚です

さてタイトルの通り医師が憎くて憎くて仕方ないんですよね

ランクマに来る医師ってどうも初心者が多いなあと

誰だって最初は初心者です仕方ないですね

それはそれとしてマジで医師が強いと思っていてランクマに来る初心者さんが多いこと多いこと

そこでこの記事はまず医師は大して強くないよということ

それ以外にもランクマでやたら見かけるあのキャラやこのキャラも大して強くないよと

このキャラ達オススメよというのを紹介したい

そういう記事です

 

なぜ医師が弱いのか

  • ファスチェが弱い

第五人格でサバイバー側が勝つには大事なことがいくつかあります

その中でファーストチェイスがいかに伸ばせるかというものがあるんですね

ハンターをやればわかるんですけどファスチェ終わった時点で残り2台なら負けですし、ファスチェ即死取れたらほぼ勝ちです

それで肝心の医師のファスチェの能力はそれほど高くないんです

自己治療は決まれば確かに強いのですが板窓90%が死ぬほどきついです

自己治療できても乗り越え恐怖貰えば無意味ですからね

医師というキャラはチェイスにおいてハンデを背負ってるキャラなんです

故に最初に狙われると弱い

即死したらゲームセットそのリスクがあります

だから初心者が使ってもそのポテンシャルが引き出せないんです

 

  • 回復能力が微妙

治療バフはめちゃんこ強いには強いのですが、回復してる間は暗号機が回せません

そして治療バフ持ちには大正義祭司がいます

医師が走って回復に向かう中、長距離貼って治療してすぐ解読できる、ついでにワープのチェイスも強いなら祭司の方が汎用性が高いわけです

そもそも治療が何度も必要な試合は負け濃厚なわけですし

肉壁救助職としてみても医師が6を取る時点でリスクな点と無能力で救助をしないといけないハンデを抱える非常に不安定なキャラです

じゃあ傭兵使いますよね

そういう訳で医師というキャラの能力は他に上位互換キャラがいる点能力があまりゲームと噛み合ってないという中々不憫なキャラなのです

 

じゃあどのキャラ使えばいいんだよ

  • 庭師

初心者だし〜キャラ持ってないから仕方なく石使ってるんですけど、、、

な方はぜひ庭師を使いましょう

過去のYouTubeの動画やキャラの説明を見ただけでは庭師は椅子を壊すキャラだと思われがちですが全く違います

庭師の特筆すべき能力は開始50秒貼られるバリアで1度だけ攻撃を無効化できます

この時点でファスチェに強いんですね

更に椅子の近くだといた板窓が110%

吊られても10%長く座れるとどの能力も優秀です

しかもデバフはありません

わかりやすく強いアイテムを持っていないことが欠点ですが、それ以外は満遍なく優秀なバランスタイプなキャラなのです

とりあえずこのキャラでチェイスの練習して他のキャラに乗り換えるという風にすると勝ちやすくなると思います

工具箱は死にアイテムです

椅子壊す暇があれば解読しましょう

 

(追記)

  • 弁護士

続いて初期キャラの弁護士

どうしても解読したいならこのキャラにしましょう

このキャラの強みは地図でのハンターの位置把握と暗号機一台解読した後の解読バフです

初手に地図でハンターの位置を確認して追われそうなら隠密、大丈夫そうなら解読と解読キャラのファスチェ即死を防げるのが強みです

解読バフ120%も大きくて中盤以降ガンガン暗号機上げれるのは使ってて楽しいんじゃないでしょうか

ただやはり解読キャラの宿命で追われるとすこぶる弱いのが難点ですね

使うならまずファスチェを回避する

瞬間移動されても最低限チェイスするここまでできてようやく最低ラインです

それでも他の解読キャラと比べて地図での位置把握の優位性があるのでまだ初心者向きです

とりあえずこのキャラ使ってお金が溜まったら占い師あたりに転向するのがいいでしょう

 

  • 傭兵

救助のスペシャリストですね

チェイスが苦手なら追われないサバイバーを使えばいいんです

傭兵自体が肘当てのダッシュと椅子耐久30%、ダメージ反映が遅くて2発攻撃食らっても死なないとかなりオーバースペックなキャラなので性能に甘えましょう

このキャラは救助職なので救助について学びつつ、ちゃんと4割9割救助をすればまず戦犯になることはないと思います

救助職は難しそうに見えますが、毎度仕事が同じなので状況判断がしやすいのと、チェイスが下手でも時間を稼ぎやすいという点で初心者さんはやりやすいかなと思います

2人目の救助職は墓守がオススメです

 

  • 占い師

このキャラもかなり強いキャラですね

傭兵で救助を学んだらこのキャラでチェイスを学びましょう

このキャラが強力なのはやはりフクロウバリアですね

フクロウを貯めるのにはコツが入りますがそこは練習あるのみです

このキャラが初心者さんにおすすめなのは最初にハンターの位置がわかることです 

最初どこからハンター来るかわからないのってちょっと怖いじゃないですか

だから安心感があるのと、心の準備をしてファスチェに臨めるのは大きなメリットです

フクロウも救助によしファスチェによし通電後によしと最強の能力なので腐ることはありません

雑にフクロウ投げてもそこそこ活躍できますしこのキャラを使うだけで一定の活躍が見込めます

 

ランクマでやたら見かけるけどそんな強くないサバイバー達

  • 囚人

このキャラ多くない?

まず解読キャラを使いたいのなら機械技師の方が丸いです

そして解読キャラは一番上級者向きですね

ファスチェを引いたらしんどいですし、大した自衛能力も無いままチェイスを強いられます

囚人は一見強そうですが、自営手段がしょぼいスタンしかない点と解読自体もそこまで早くない点がネックです(装置はハンターにすぐ壊されがち、壊されたらただの解読100%のキャラ)

特に開幕即死したらただ腐るだけなのでこのキャラを使うのはある種のギャンブルでしょう

それで即死でもある程度ロボ解読が出来て人格も6に振りやすい機械技師の方が汎用性も高いです(ついでに解読速度も早い)

一長一短ではございますが、どうしても解読キャラを使いたいのなら機械技師の方がおすすめです

どちらにせよ解読キャラは本当に難しいです

そして、囚人というキャラはポテンシャルを引き出すには上級者でも難しいという所を頭においてこのキャラを使って頂きたいです

 

  • 呪術師

いやこのキャラムズいって

お手軽ワンタップスタン持ちですがこのキャラ使うのなら大スタンまで貯められるチェイス力か必須です

というのも小スタン程度じゃあまり時間は稼げないからですね

適切な場所で使ったりそういう工夫が必要なんです

なのでこのキャラの強みは大スタン

それで大スタン貯められずにチェイスで即死してしまうのならこのキャラを使う必要がないということになります

大会でも使われるくらいのポテンシャルはあるんですが難しいサバイバーなんですよね

他にも血の女王に無力だったり、そもそもハンターは呪術師見た時点で檻の獣に人格振るので厳しい部分が多いんです

ファスチェ引いたらきつい、女王相手もきつい、チェイス持たせられないのなら無意味と結構使うのはギャンブルなのです

一見強そうなキャラなのですが、粘着するにしてもチェイスするにしても他に優秀なサバイバーがいるのです

 

  • 心眼

このキャラ使うメリット薄くない?

解読速度最強ですがデメリットがきついですね

同じく虚弱の技師と違って吊られたらおしまいなので基本的に見つからない見つかったら死ぬまで追われます

少なくとも心眼チェイスができる

それでいて暗号機管理ができるのなら一瞬で試合が終わる強い鯖です

このキャラが輝くのは解読キャラを複数入れた所謂「爆速パ」ですね

このパーティは固定だったりVCでやるものなので野良だと厳しいです

ちょっと解読速度が足りないと思ってピックされる方いますけど開幕即死じゃ元も子もない

開幕追われてもある程度時間が稼げるこれでやっとサバイバーが勝つことができるんです

そう考えると解読キャラを野良で使うのってリスキーですね

 

(追記)

  • 納棺師

少なくとも野良では使えない

蘇生能力は面白いんですけど顔を見ないといけないのがネックですね

でもお散歩したらもうお荷物なわけです

しかも女王白黒みたいなワープ持ちには納棺が無力だったり....

あとチェイスの自衛能力がないのもきついです

もちろん蘇生が刺さればかなり強いんです

ただありがちな刺されば強いんだけど刺さらないことが多いキャラなので勝ちたいランクマでピックしていいキャラではありません

使いたいなら4VCで

 

上二人のサバイバーはやたら見かけるのですがどうにもなあと感じます

傭兵なし、祭司なし、占い師なし、6なしだとどうしても勝つのは難しいのです

だから即ピ囚人とか見かけてしまうとランクマのモチベが下がるのですよね(パーティ組め)

もし仮にランクマで見かけるよだからこのキャラは強いのだろうと思って買うのは勿体ないです

検索上位の企業wikiが嘘まみれなのが悪いですが、YouTubeでおすすめサバイバーと調べれば山ほど動画が出てくるのでそちらを見てみることをおすすめします

 

これでランクマ医師減るといいな....

それではノシ

【映画感想】Fate/staynight HF3章感想

私がこの映画に出会ったのはアニメのUBWの最終回の後に流れた告知のCMでした

UBWでは空気なヒロインの桜

存在を忘れてて最終回で出た時にこんなやつおったな程度の存在

そんな桜がメインの映画が公開される

一体どんなお話になるのかさっぱり想像がつかない

その後Fateというアニメは原作のゲームがあること

VITAに移植された時に新しく書き下ろされたOPがあることを知りました

話の雰囲気だけ掴みたいとYouTubeでOPだけを眺める

セイバー√と凛√のOPは似てるな〜アニメも一部使い回しだな〜とそんな感情を持ちながら流れる桜√のOPのイントロ

明らかに雰囲気が違う

見たことない黒いサーヴァント(ハサン)

黒くなってたセイバー

目が開いてるライダー

怒涛の1分30秒

なるほどわからん

どんな話か掴みたかったのにまるで想像がつかないOP

これはっっ!!!映画館で見たいっ!!!

本当にお話が気になって仕方がなかったのですが、ぐっと我慢して映画を初見で楽しみたいと決意しました

ゲームでプレイするより3年かけてお話を楽しみたい

どんな結末なのかゆっくり味わいたいと待つことを選択しました

一向に1章の公開日が決まらないことにやきもきしたりFGOに一部要素をネタバレされましたが(オルタの存在やハサンの真名とか)5年前から楽しみにしていた作品が完結してしまった

非常にいいものを見させてもらったなという気持ちしかないです

さて、前置きが長くなりましたが以下感想です

 

戦闘シーンについて

言峰VSアサシン

OPにもあるところですね!言峰とイリヤなんて全く接点のないのに抱えて名前も知らないサーヴァントに追われてる映像の答え合わせがようやく出来たことに感動です

私がFateの戦闘が好きな理由の一つとして勝ち負けのロジックがしっかりしてるからです

ギルは沢山の宝具があるからバーサーカーに勝てたといったような能力相性ジャンケンのロジックにある程度説得力があるのが見てて面白いんです

基本的にサーヴァント>>>>>人間であるので言峰はアサシンに勝つのは不可能です

当たり前ですね

ある程度は捌きつつもじわりじわりと傷付けられていく言峰

人間とサーヴァントの格の違いの描写の丁寧さに驚きつつも解放される宝具妄想心音

大丈夫か?!と思いつつアサシンの手の中は空

このシーンは本当にゾワッと来ました

能力ジャンケンのロジックの答え合わせは「言峰は心臓がない」こと

Zeroの最終回での描写はここだったんだ…!

すっかり忘れていたのですがここでピッタリとパズルのピースが合わさってアサシンを撃破

いやわかんねえって!

言峰自信がハサンの宝具を把握していたのかは知らないですが、これ程見てて気持ちいい勝ちは無いです

 

ライダーVSセイバー

うるせえロジックなんてどうでもいいんだよ!!!

戦闘はとにかく派手なやつを頼む

3章唯一のサーヴァントVSサーヴァントの戦闘シーン

サーヴァントは規格外の存在

そんな当たり前のことが改めて認識されるような派手な戦闘

セイバーの剣ビームで崩れる洞窟

空を舞い、魔眼でセイバーの動きを封じるライダー

映画館の派手な音響も相まってあ〜サーヴァントの戦いだあと言わんばかりの映像の暴力

この戦闘のいい所は2キャラの戦闘スタイルの違いを描きながら互角の描写をしてる事ですね

当たったら絶対死ぬわビームを乱発するセイバーと華麗に交わしながら砕ける岩片を駆けるライダー

全然違う戦闘スタイルの対比がいい

でも結末はやっぱりロジカル

発動の準備をする騎英の手綱より先に発動した約束された勝利の剣

紙一重の熾天覆う七つの円環で凌ぐ士郎とライダー

士郎が稼いだ時間のおかげで発動したライダーの宝具で〆

美しい能力の応酬ですね

倒れてるセイバーを士郎が手にかけるのもこのルートならではという感じがしました

表情は見えませんでしたがあの時のセイバーは何を思っていたんでしょうね

 

ストーリーについて

HFのストーリーって他の√で見えなかった答え合わせが主題だと感じました

凛と桜の関係が明らかになるのを始め、言峰と桜の本性だったり、聖杯戦争の始まりだったり、聖杯の秘密だったり

他では少しぼかされたところの答えがわかるのが非常に面白いです

包み隠さずキャラがあらわになる感じ

一方衛宮士郎というキャラは別ですね

彼の本性が明かされるのはUBWです

好青年に見えて実は自分がまるでない、正義の味方になりたい人間のふりをしたロボットである

そんな一面が明かされて最終的に正義の味方を目指すのがUBWの結末です

 HFはそんな衛宮士郎が桜というヒロインのおかげで人間になるお話でした

桜の恋人になったから桜だけの正義の味方になれたこと

ロボットじゃないから最後に生きたいとイリヤより自分を優先したこと

衛宮士郎から生きたいなんてセリフ出てくるとは思わなかったですよ

今まで目の前の人間をだれこれ構わず助け回ってボロボロになる光景を散々見てからの姉に守られる衛宮士郎

ずるいですねえ正しく彼が人間になったのが分かるセリフです

Fatestaynightの幕として相応しいでしょう

 

 

ところで5年間待ってたHFが終わってしまってロスが半端ないです

それではノシ

【アニメ感想】交響詩篇エウレカセブン〜終わりよければすべてよし〜


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交響詩篇 エウレカセブンより

こんにちは

ちょっと間あきましたね

4クールのアニメを一気見するのは中々体力使いました

さて、今回はエウレカセブンです

名前も知らないロボットもののアニメという第一印象でした

それではどうぞ

 

あらすじ

舞台はスカブコーラルという珊瑚状の大地に覆われた惑星。主人公は反政府グループ、ゲッコーステイトに憧れる少年、レントン。彼の目の前に美少女エウレカLFOニルヴァーシュと共に現れる。それはレントンの世界と自分を知るための旅の始まりだった。

交響詩篇 エウレカセブンより一部引用

王道なボーイミーツガールアニメ

第1話で主人公がロボット乗った女の子に出会って恋をしてっていう親の顔よりみたシチュエーションです

使い古されてるお話ですが、それだけ面白いのですよね

序盤は頼りない主人公が紆余曲折をへてヒロインと結ばれ、世界を救う存在になっていく

非常に王道なお話でした

この紆余曲折が濃いですね

最初は子供にも舐められるような少年だったレントンがゲッコーステイツの大人とのふれあいだったり、自分の手で人を殺してしまったり、船を飛び出した後の世界中の人との関わりの中で逞しくなっていくというのが4クールの中ですごく丁寧に描かれています

あとヒロインのエウレカですね

いわゆるお姫様系のヒロインかと思ってたら死ぬほどボロボロになるタイプ

中盤とかちょっと見るに堪えないですねほんと

感情のないロボットみたいな子がだんだん人間の女の子に近づいていくのはとても可愛い

だからこそ普通の人間とは違う存在であること、人型コーラリアンという作られた存在であることに葛藤して悩むし抱え込む終盤はとても辛いです

ボーイミーツガールものを見るとおらっ!はよくっつけやという感情しかわかないのですが話が進む事にレントンエウレカのくっつくハードルが上がっていくので脚本家は鬼です

お話も中盤ダレつつも終盤からめっちゃ盛り上がるので見終わったあとの満足感は高いです

特に40話以降の世界の仕組みが明かされながらお話を畳んでいく感じは積み重ねあってこそかなと感じました

 

あと戦闘シーンですね!とても2005年のアニメとは思えないぐらいロボットがめっちゃ動きます

全然期待してなかったんですけど初めて見た時は度肝ぬかれました

特にタイプジ・エンドが初登場した回からは戦闘を見るのが楽しくて仕方がなかったです

ロボットアニメと言えば戦闘

ただこのアニメは戦闘がメインじゃないのでせっかくの高クオリティの戦闘があまり見れなかったのが残念でした

 

残念といえばテンポが全体的に悪いです

なんと言いますが話を進めるための話みたいなのが多かった印象です

正直退屈な回とかは流し見してました

今だったら2クールとかで作ってそうですよね

2005年は4クールが主流だったと思いますし、時代の弊害かなあと言ったところです

あと正直お話はよく分かりませんでした

ファルシのルシがコクーンでパージみたいな感じの用語の多さでちょっとしんどいです

終盤の超展開っぷりと用語の多さであんまりお話に入れなかったんですよね

話はよく分からないけどとりあえず主人公とヒロインがくっついてるからヨシっ!みたいな

頭の悪いわいには早すぎるアニメでした

 

まとめ

  • SF要素おおいロボアニメ
  • 子供の主人公が大人になる面白いに決まってるストーリー
  • 序盤中盤テンポ悪め、でも最後まで見て欲しい

わからない事はググりながら補完したいですねえ

それではノシ

【祝】ブログ2周年を迎えました

こんにちは

ブログ立ち上げたのが2018年の8月27日

ちょうど2年経ちました

モチベが上がったり下がったりで投稿頻度PV数が安定しないのがこのブログですが今年は顕著でした

 


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通算PVが14万くらい

去年が5万くらいだったので1年で10万くらいですね

日で割ると273/日

改めて見てくれる方には恐縮です

 

さて、今年1年はバズが多い年でした

具体的には以下の記事

【運営の闇】テイルズオブザレイズ事件簿 - のぶおテイルズ雑記林

BUMPの「カルマ」好きな人はどうかテイルズオブジアビスを履修して - のぶおテイルズ雑記林

初めてのテイルズはテイルズオブハーツが最適 - のぶおテイルズ雑記林

この1年のPVのほとんどは多分この記事です

Twitterエゴサしていいねつけて回る気持ち悪いことしてましたね

でもそれだけバズると嬉しいんですよね

あぁブログやってて良かったなって

PV数が全てでは無いですがPV数が伸びるとやはりテンション上がります

バイト前と後とののPV数の違いにびっくりしたのもいい思い出です

ただこのバズの後大スランプでした

バズった後ってめっちゃプレッシャー感じちゃうんです

そんで書いては消し書いては消しで就活始まったのもあいまって3月ら辺の更新頻度は酷いですね

来年から社会人ですのでもしかしたら更新途絶えるかもしれません

 

今後について

テイルズブログとはみたいな状態になりつつあります

前述した通りザレイズの事は多分書きません

クレストリアはモチベが微妙なので分かりません(ストーリーやる暇もない)

なんか最近感想書いてますね

何となく自分の中で文章力を高めたいなって思って感想記事を量産しています

攻略って結構答えが決まってるじゃないですか

この時はこう!みたいな

もちろんそれをまとめる大変さみたいなのは重々理解してるのですが、他の方と比べると僕の攻略はクオリティが低いので書いてて虚無に感じて後ろ向きになりました

感想は真逆ですね

自分の感じたことをいかに上手く言語化するか

前に語彙力の低いオタクが嫌いと言ってたのですが実は正しく自分のことだと最近気が付きました

語彙力が低いのなら鍛えるしかない

筋トレと同じですね

だからアマプラでアニメを見る→感想記事を書くということを最近しています

これめっちゃオススメですよ

自分の中で明らかにアニメに対しての解像度が上がってるのが実感できます

そうするとアニメ見るのめっちゃ面白くなるんですよね

ただ漠然と面白かったじゃなくて何が面白いのかとか思考が張り巡らせられる感じです

今はまだ他の感想ブログと比べるとちょっと拙い文章ですがこの1年で自分なりに言葉を選べるようになりたいなとしばらく感想ブログになるつもりです

 

ジャンルがコロコロ変わったり一貫性のない個人ブログですが見てくれる人、感想くれる人、めっちゃ嬉しいです

3年目もよろしくお願いします

それではノシ

【アニメ感想】ReLIFE〜若返るのに無双しない主人公〜


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TVアニメ「ReLIFE」オフィシャルサイトより

TVアニメ「ReLIFE」オフィシャルサイト

来年の今頃アニメ感想ブログになってるんじゃない?

異世界転生とか元あったものでチートするお話あんまり好きじゃなかったんですよね

だからこのアニメも食わず嫌いでした

ただほんっっっと良かった

作者すげえってなりました

それでは感想です

 

あらすじ

海崎新太(27歳)は、新卒として入社した会社を3ヶ月で退職。
その後の就活もうまく行かず、
親からの仕送りも打ち切られ田舎に戻ることを迫られる。
悩みを打ち明けられる友達も
彼女もいない……
途方に暮れる海崎の前に
謎の人物・夜明了が現れる。

夜明は海崎にニートを対象にした
社会復帰プログラム「リライフ」への参加をもちかける。
その内容は、謎の秘薬で
見た目だけ若返り、
1年間高校生として高校に通うことだった―

TVアニメ「ReLIFE」オフィシャルサイトより

TVアニメ「ReLIFE」オフィシャルサイト

若返っても無双しない主人公

ReLIFEというタイトルの通り主人公が高校生活をやり直すのが大筋です。

この手の作品にありがちな主人公が知識チートでハーレム築いたり、みたいなお話だと思ってましたが全然違いました

まず主人公は社会人生活で高校の勉強が抜け落ちてたこと

さらにある程度大人の視点から説教臭い言葉をかけますが、あまり深入りはしないこと

と完璧超人として描かれなかったのがとても好感でした

特に自分が上から説教臭いこと垂れてることにきちんと気がついてるのが本当に珍しいタイプの主人公でしたね

面倒事を主人公が全て解決!と言うよりは本人達の意思を尊重して働きかけるのに徹する

大人なのに全然大人気なくないのは感心します

 

もう1人の被験者日代について

正直最初は被験者であって欲しくなかった

大人と高校生の1年しか覚えていられない恋愛が見てみたかった

あと日代というキャラがちょっと大人にしてはあまりにも痛すぎるなと感じてました

まじ笑顔が作れないの高校生なら分からなくもないけど大人はちょっとそれどうよって

でも終盤の話の運び方的に日代が被験者で正解でしたね

日代だけが海崎が被験者だと勘づいていて、

海崎はReLIFEが終わっても日代のことを覚えていられると思い込んでいるけど、日代はお互いにお互いのこと忘れてしまうことを知ってること

でもそれを切り出すことは不可能なこと

切ない....あまりにも切ない

観覧車のシーンで本当に首まで言葉が出かかってお互いにReLIFEのことを切り出せないのはきついですねえ

このお話の設定をフルに活かした脚本で面白かったです

 

ReLIFE終了後なぜかスマホのストラップがついていること

そのストラップをどこで買ったかイマイチ思い出せない主人公

しっかり日代の記憶が消えているんですね

でもプレゼントのストラップを買ったという事実は消えない

終盤の「記憶から消えても事実は消えない」というセリフがしっかり伏線になっています

お互い再開して会話をしているうちに2人とも思い出して話が終了

いい話、続きはまだか

終盤の展開はベッタベタもいい所ですがもうね泣いてしまいましたよええ

日代が被験者という設定から日代と海崎が結ばれるまでの話が本当に秀逸

若返りの設定って絶対持て余しガチなんですよ

最初から高校生で良かったじゃんとか主人公大人すぎて都合よすぎとか

でもReLIFEが凄いのがしっかり制約(記憶とか云々)があることと大人設定を活かしつつあまり幅利かせ過ぎない塩梅がちょうどいいんです

それで序盤チョロっと言ってた記憶が無くなるという制約でこの2人の恋を描く

いや〜スゴすぎる

舐めてかかってましたけどいいお話でした

 

まとめ

  • 若返りもの、でも無双しない
  • 高校生の青春が眩しい
  • 終盤泣く

 

いいもん見たなあという感情しかないです

それではノシ

【アニメ感想】ギルティクラウン〜1クール目王道2クール目性格悪い〜


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ギルティクラウン - フジテレビ

より

 

こんにちは、またアニメの感想です

今回はギルティクラウン

名前は知ってるけどどんな話かわからないアニメランキング上位(偏見)という印象です

さて、それではいつもの通り感想です

あらすじ

アポカリプスウィルスの発生によって、GHQの統治下にある日本。 天王洲第一高校に通う桜満集(おうましゅう)は、ウェブで話題の歌姫、楪いのりゆずりはいのり)と出会う。 だが突然現れたGHQの軍隊が彼女を連れ去り、シュウは残されたシリンダーを手に、ロストクリスマスの惨劇で廃墟となった六本木フォートを目指した。 そしてレジスタンス「葬儀社」のリーダー・恙神涯(つつがみがい)と出会い、遺伝子兵器を巡る戦闘に巻き込まれる。 いのりを守るため、その身一つで人型遠隔兵器、エンドレイヴの前に飛び出したシュウ。――そのとき、彼は右手に、ある能力を得るのだった

ギルティクラウン [ GUILTY CROWN ]

SFなのに見やすい、丁寧な脚本

この話はゴリゴリに設定の固まってる近未来SFですね

ロボットが出てくるしわかりやすい勢力争いをしてます

ただこのアニメは非常に見やすいです

というのも序盤は基本的に1話完結だからですね

気弱系主人公も何話もグダグダ引っ張るとイライラしてきますが1話で落ち込む→成長を繰り返すので非常に見てて爽快でした

それでいてきちんと葛藤も描けているので美味しいですね

SFの退屈ポイントな世界観の説明も最小限の尺で済ませたりしてライトな視聴者への配慮を感じます

もちろん本作は本格的なSFから見ると設定のゆるさを感じるところはあります

ただSF見てみたいなと思う方への取っ掛りとしては中々おすすめですね

設定に注目するもよし、ついていけなくても1話完結なので1話1話充実感あるのでよしと見るハードルをとことん下げた上質でライトなSFという印象です

あまりにも秀逸なボイドの設定

この話が良かったのはボイドの設定です

主人公の能力で人の胸に手を突っ込むと心を形にしたアイテムが手に入ります

序盤はその場に都合のいいもの拾うご都合能力だなとあんまり好きではなかったです

ただこの作品の上で非戦闘であるキャラ達が足を引っ張りにくくなる点

主人公1人だけで無双することができなくなる点

いい意味で話を広げていい意味でキャラに価値を持たせるなかなか秀逸な設定だと感心しました

中盤の同級生達のボイドを切り替えて〜を助けに行くシーンなんかはほんとにボイドがあるこのアニメだからこそでありました

いやあ、なかなかよかったですねえ(遠い目)

上書いたの12話時点だったんですけども2クール目からはボイドを見る目が変わりました

まずボイドで作った装備が元々の人も使えるようになった所、

次にボイドが破壊されると元の人物が死んでしまう設定

この2つの設定が追加されてしまって主人公だけの特殊能力から人間関係をギスギスさせる呪いのようなものになりました

優しいが故に全てを守りたい主人公

そのためにボイド能力で区別をしないといけない葛藤

ハルが死んで闇堕ちしたように見えるのですが、主人公の本質は全く変わってないですね。

ただ最善の策が皆に支持されるとは限らないこと

皆を思ってるがゆえに皆から疎まれながらも支配するしかないこと

ただ1人ボイドを作り出せるのは自分だけだから

世界で1人だけの能力で俺TUEEEEするお話は数多ありますが、世界で1人だけ能力を持つ故に苦悩するという話の運び方は凄く性格が悪い(褒め言葉)

序盤で主人公の能力チートかよと少しでも感じてた身としてはとても皮肉なアンサーが返ってきてゾクゾクしました

最終的に序盤と同じように主人公1人が皆のボイドを使う展開

ただ皆の力を借りていた序盤と1人で背負い込むために皆の力を使う終盤

見た目は同じなのに中身が全く違う

おそらく序盤からこの展開を考えて積み上げてたんだなあと感心しましたね

いずれにせよ1人では何も出来ない能力の主人公が最後まで他人の力を借りるのは中々珍しいですし最後までボイドの設定の秀逸さを感じます

 

終盤の展開について

とりあえずネットでもよく言われますがストーリーが酷いという話

これはあまり感じませんでした

もちろんキャラを扱い切れてない感は否めません

特に終盤のダアトだとかそこら辺は積み重ねがない結果ぽっと出という印象が拭えないです

ただこの話において彼らの役割はどこまでも舞台装置

日本を荒廃させるウイルスの原因

終盤に人類を滅ぼそうとする悪役

要は話の発端と話に幕を引くための存在ですね

とりあえずこいつら倒せば話し終わるよ的なやつら

ぽっと出ですが最低限の尺と説明で何者か説明してあとは放置

この采配は英断です

だって世界がどうという話より高校生ボイド昼ドラの方が絶対面白いじゃないですか

ありきたりな黒幕の掘り下げより尺めいっぱい使って主人公達の話を描く

ちょっと卑怯に感じるくらい歪な配分ですが、そうした結果終盤のライブ感で突っ走るあのお話ができたのだと思います

広げた風呂敷を雑に畳むけど畳切れたのか少し怪しい

尺がないながら主人公と元葬儀社のメンバーに見せ場を作りたい

非常に欲張り、だからこそいい

結局あれなんだったんだと思う事はありますが、この脚本でこそギルティクラウンです。これ以外有り得ません

総評

  • 1クール目はライトなSF
  • 2クール目からボイドの設定を悪用した(褒め言葉)人間ドラマ
  • ところどころ荒い脚本ですが、ライブ感で突っ走る終盤をみんな見て欲しい

 

それではノシ