テイルズオブデスティニー2が好き
テイルズオブデスティニー2(以下TOD2)という作品をご存知だろうか?
自分はこの作品が大好きです。実は初めてのテイルズがこの作品で思い出補正込ですごく思い入れのある作品なんですね。
無人島に好きなテイルズ作品を1つ持っていくなら?といわれれば迷わずこの作品を選ぶくらい好きです。
そこでこの作品をプレイしたことのない方に向けてこの作品の魅力を3つお伝えしたいと思います。
魅力①王道過ぎるストーリー
清々しいくらい王道なお話です。まだ精神的に未熟な主人公カイルが前作主人公のお父さんに憧れて旅にでて色々な場所を冒険して悪いやつと戦ってボーイミーツガールして成長して世界を救う話です。D2はストーリーの中で数回タイムスリップするんですけどそのたびにフィールドや街が一新されるんで冒険してる感はシリーズ随一ですね。最序盤は口を開けば英雄英雄しか言わないカイルに多少イライラさせられますが旅を通して真人間と呼べるくらい成長する所、世界を救うために非常に辛い選択を強いられるラストは見どころです。
魅力②美麗過ぎるアニメーション
PS2初のテイルズということで気合が入っていたのかアニメーションがシリーズ随一で美麗です。テイルズ初のデジタル作画ですね。本当に2002年のアニメーションなのか!?と思わせるくらいきれいな仕上がりです。昨今のアニメーションと違い、よく動くというわけではないですが、光の加減、表情がすごく丁寧に描かれています。ぜひプレイして実機で見てみてください。つべの画質じゃなくて実機で。本当に感動しますよ。この頃のI.Gは好きだった(懐古)
魅力③やりこみ要素が豊富すぎる
このゲームやり込むと
初期レベルでクリアする
初期レベルで裏ボスを倒す
カイルだけで裏ボス(アンノウン)を倒す
というわけのわからないことができちゃったりします。決してヌルゲーではないです。しかしながらやり込めば現実的な難易度(相手の攻撃全部かわすとかじゃなくて)で上記の事のようなことができてしまう他のシリーズにはない自由度の高さを誇ります。
また、育成も幅広く晶術特化のカイルや前衛ハロルドといったキャラを作れてしまったり。一人で延々とコンボを繋げられる詠唱キャンセルや好きなタイミングで秘奥義を発動出来る分与秘奥義のような裏技的なテクニックもあったりします。それでいてバランスが崩壊しているわけでなく前述したテクニックをフルで活かすのならキャラの育成や装備を充実させないといけなかったりするのでそれをするためにはやはりやりこみが必要というわけです。俗に言うスルメゲーですね。そしてそのやりこみを苦にさせないくらい戦闘が楽しいゲームです。最近は廃れてしまいましたが数年前まではボス撃破のTAの動画が挙がっていたりしていました。このゲームの発売は2002年です。また毎日人がいるわけではないですが未だに攻略スレに人がいるというのはこのゲームのやりこみプレイヤーの多さを物語っていますね。(人がいないように見えて質問すればすぐに答えが返ってくる程度に活気があります)
このゲームの魅力は多々ありますが一番の魅力は戦闘、そしてその奥深さと圧倒的なやりこみ要素、これに尽きます。そういう意味では異色作とよべるゲームですね。他のシリーズで慣れ親しんだ方がこのゲームで遊ぶとちょっと戸惑ってしまうかもしれません。しかしながらその独特な魅力に取り憑かれてしまうとなかなか抜け出せない沼であります。やり込みばかりプッシュしてますがそんなに敷居が高いわけではないです。大丈夫です(雑なフォロー)。
このゲームはPS2で発売されましたが色々な追加要素とバグが修正されて遊びやすくなったPSP版がございます。またVITAでもダウンロードできますのでハードをお持ちでしたら是非プレイして見て下さい。おすすめです。