のぶおテイルズ雑記林

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【狂気の産物】なりダン3をクリアしたので簡単に感想&レビュー


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クリアしましたなりダン3

これにてGB、GBAテイルズは制覇です。

なりダン3GBAで発売されたテイルズ最終作ということでかなりボリュームのあるゲームでした

というわけでもはや恒例の感想記事です。

 

なりダン3って?

なりダン3は前作のなりダン2をさらにグレードアップさせたゲームでした。 

当時最新作のリバースは参戦してないですがファンタジア〜シンフォニアまでパーティキャラ全員参戦しています。すごい

リーガルが使えるお祭りゲーは今のところこれだけじゃないですかね?

またコスチュームもかなり増えてまさに最終作に相応しいボリュームだったと思います

 

良かったところ

当時のテイルズキャラがほぼ全員いる

 

先程書いた通りシンフォニアまでのパーティキャラはもちろん、ダオスやユグドラシルといった敵キャラ、戦闘には参加しないものの服屋さんにディオとメルがいたり、あとスキットにもノイシュやクイッキーといったマスコットキャラもしっかりいます。

 

あと前作ラスボスのサナトスも登場しますね。至れり尽くせりです。


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初見嬉しすぎてガッツポーズしてしまった


シンフォニアキャラはドットが書き下ろされていますので、手間かかってますね。

GBAという容量が少ないゲームでこれでもかと詰め込んでくるなりダンスタッフには頭が下がります。

 

ストーリーに登場するキャラが増えた

前作のストーリーは良くも悪くも少々薄味でしたので序盤からエルレインやバルバトスといった悪役がストーリーに絡んでくるのは新鮮でした。

また味方キャラも一部のキャラしかストーリーに絡まなかった前作と違い、数多く登場します。

 

多数増えたなりきり服

キャラが増えたのでなりきり服はかなり増えました。

パーティメンバーはもちろんバルバトスやユグドラシルといったボスキャラ、サナトス、ワルキューレドルアーガといったキャラもなりきり服が作れてしまいます。

1番衝撃的だったのは太鼓の達人の和田ドン和田カツが使えることでしたね。お馴染みの太鼓に足が生えてる奴らです。

さらにレベル40で覚えるたいこのたつじんという技を使うとお馴染みの音ゲーが遊べてしまいます。なんでだ。

しかも曲も複数ありますしかなりしっかりしています。なんでだ

スマブラが格ゲーをプラットフォームにした任天堂のお祭りゲーだとしたらなりダンはテイルズをプラットフォームにしたお祭りゲーといった感じですね。

シリーズが終わってしまったことが惜しいです。

 

 

良くなかったところ

マップ移動がシミュレーション方式に

前作は普通のRPGみたく自由に動くことが出来ますが今作はターンごとに移動先を指示するSRPG風になってます。

これはちょっと微妙ですね。というのも普通に面倒ですしあと移動も賢くないのですぐに壁につっかえてしまってイライラします。

前作はマップが広くて探索が楽しかったですが今作はただの作業です。

レベル上げもこのおかげでかなりダルいです。

 

シナリオが雑

ちょっと無理のあるストーリーだなあと感じることがありました。

序盤の敵はドロンボーみたいな三下悪役なんですけどもそいつらがテイルズの歴史を変えようとするのを阻止するお話なのですが、ダオスとかエルレインがあっさり騙されたり手玉に取られるのはちょっとなあと。


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この見た目の2人に騙されるのってどうよ....

他にも味方キャラが敵にあっさり騙されて裏切ったり終始敵キャラの思うようにされている感があるストーリーです。

前作の薄いストーリーよりかは好きですけどね

 

リオンとジューダスどちらかしか仲間にならない

なんでだよー

となりますがしっかりストーリーで説明されます。

先程ストーリーをボロカス書きましたがこの2人が共闘するストーリーはとてもいいお話ですのでぜひ見て頂きたいです。

一応ディオがどちらかになりきれば2人をパーティに入れることができますが基本的にはストーリーのほんの一瞬しか2人同時に使う事が出来ないですもどかしい。

この2人が揃うのはマイソロ3までお預けなんですよね。

 

街の人のキャラデザが好きになれない

おっさんとおばさんしかいない。少子高齢化ですね。

 

キャラバランスはやや悪め

傾向的にシンフォニアキャラは弱め、デスティニー2キャラは強めです。

ジーニアスはオリジナルの術がかなり弱く調整されていてほぼ劣化アーチェですし、他のキャラも微妙な性能をしています。

逆にデスティニー2キャラは原作のスピリッツの足枷がなくなってかなり強いです。

特にロニは回復もできて技範囲がかなり広いと壊れキャラですね。

前作と違ってテイルズキャラのレベルも自分であげないと行けないので序盤で仲間になったキャラは置いてけぼりになってしまいました。

 

まとめ・総評

一言でまとめると当時のテイルズを詰め込むだけ詰め込むぞ!!あとナムコキャラもいっぱいいれるぞ!!!というゲームです。

ただお祭り感のために細かい粗は増えてしまったなあというのが正直なところです。

せめてシミュレーションさえなければ....!

こうして見るとなりダンシリーズは1.2.3どれも方向性が違っていてとても面白いですね。

ファンタジアの外伝の1

PSテイルズの純粋なお祭りゲーの2

ナムコキャラと当時のテイルズキャラをごちゃ混ぜにしたお好み焼きみたいなゲームの3

どの作品も新鮮な気持ちで遊べたのは良いシリーズでした。

今プレイするのは難しいですがまだ触ったことない方はぜひやって頂きたいですね。

 

それではノシ